PSBの増やし方(ふやしてPSB粉末タイプ)編

 

❶培養に必要なものをそろえます。

・できたてPSB 500ml  ・ふやしてPSB粉末(薬剤)タイプ 50g

・1リットルペットボトル 2本

・上戸1~2本 ・計量カップ、シリンダーなど

 

❷培養のための餌を作ります。

用意するのは、1リットルペットボトルと、ふやしてPSB

 

ふやしてPSB粉末50gを容器に全量入れてしまいます。

上戸があると薬剤がこぼさず入れることができます。

 

少し空気が残る程度に水道水で薄めます。よく振ってしばらくすると

少し黄ばんだ透明な液体ができます。

水の量が少ないと沈殿物が出ます。

 

これで1リットルの水溶液が出来上がりました。

そのうち100mlが光合成細菌1リットルを培養するために必要な量です。

すなわち10リットルの光合成細菌を作れる餌が出来たことになります。

 

❸次にPSB培養ボトルの準備です。 

用意するのは、1リットルペットボトルと、できたてPSB

 

もう1本のペットボトルに種菌として、できたてPSBを全量入れてしまいます。

 

❹PSB培養液を作ります。

❷で作った餌の水溶液を100mlを用意します。

 

❸のPSB培養ボトルに、餌の水溶液を100mlを入れます。

 

水道水で希釈していきます。(塩素を中和する必要はありません。)

培養容器内に少し空気を残します。(キャップの下端から1~2cm位)

容器を上下に良く攪拌します。

 

日の当たる場所に放置します。 

※上写真は、左からPSB4倍希釈2リットルボトル、PSB2倍希釈1リットルボトル

種菌できたてPSB500ml

気温の低い寒冷期にはガラス越しに日の当たる暖かい部屋や

駐車中の車の中などがベストです。

水温が上がりすぎる真夏にはよしずの陰などの方が安全です。

 

2週間前後で元のできたてPSBと同じ位の赤い色が出てきましたら完成です。

この回の培養では

4倍希釈=種菌500mlに餌を200ml添加して2リットルのPSBを培養することが出来てます。

製造メーカーの使用方法では

2倍希釈=種菌500mlに餌100mlを添加して、1リットルのPSBを培養すると書かれております。

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